
プロフィール
- 名前:はつろく(はつろく・さき)
- 場所:広島→大阪
- 犬派
わたしのファッション
- なんとなく好きな服の傾向(襟がある、無地)はあったがブランドに興味がなかった
- パンク→モッズというカルチャーの流れでフレッドペリーを知る。初めて「ブランドのお店」に行き、オックスフォードシャツを買う(ポロシャツを買え)。しばらくフレッドペリーばかり着ていた
- カルチャーとファッションとの関係が面白くなり、もともと好きだった「日本の80年代」に対応するファッションを着たいと思うようになる。DCブランドに行き着く
- ヨウジヤマモト、イッセイミヤケを買ったりブランド古着を買ったりする。お金がなくなる。このころ裏原ファッションにも惹かれ、アンダーカバーなども着ていた。お金がなくなる
- 川久保玲さんについて知るうち、コム・デ・ギャルソンが好きになる。また、展覧会や著作をきっかけに皆川明さんのミナペルホネンも好きになる
- 現在はこれまで出会ってきたブランドの服を着たりピンクハウスやジェーンマープルの服を絵の参考にしたりするほか、休みの日は家でイオンの服を着ている
ブログについて考えていること
もともと80年代という時代のカルチャーが好きで、音楽とか映画とか漫画とか、私が惹かれるものはこの時代に「根」のあることが多いな、と感じていた。で、服が好きになったとき、やっぱり服も80年代みたいな格好がしたいな、と思うようになった。けれど、例えば80年代のコム・デ・ギャルソンとか、インターネットでは全然画像が見つけられない。あるいは情報がアヤフヤで、いつのものなのかはっきりしなかったりする。それで、私が好きなファッションがいっぱい載っているサイトがあったらいいな、と考えた。
実際、国立国会図書館のデジタルコレクションで昔の『装苑』を見たり、古書店やヤフーオークションで当時の『オリーブ』や『アンアン』を買ったりして見ると、それはやっぱりすごく素敵だった。一方で、昔は意外と既製服がなかったんだな、とか、山本寛斎のロンドンでの最初のコレクションまでにこんな経緯があったんだな、と知って、面白いな、と感じることも多々あった。それにそもそも、私はおしゃれではないので、例えば「このジャケットにこのパンツを合わせるとおしゃれです!」みたいなことはあまり書けない。
そこで、どっちかというとその「面白いな」のほうを書いている。いちばん最初の動機にあった「80年代のコム・デ・ギャルソンを紹介する」場合でも、そういう切り口というか、例えば当時はこんなイメージだった、とか、80年代にカタログを作っていた、とか、そういう知って面白かった事実を、自分なりに再構成してまとめている。それにどれだけ意味があるかはわからないけれど、私が読みたかったそういうものは、それまでインターネットに存在していなくて、ならまあ、意味がないことはないんじゃないだろうか。そうならいいな。